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事業継続計画(BCP)は事業継続マネジメントシステム(BCMS)におけるアウトプットの一部です。BCMSにおいて重要となるのは、まず自社の主要な事業を継続するにあたりどの業務や経営資源が重要となるのか、それらを中断させる要因はどんなものがあるのかを洗い出し分析することです。そして実際に中断した場合にその中断をどのように管理し、どのように復旧させるかをあらかじめ定めておきます。BCMSにおけるBCPとはこの「どのように復旧させるか」を計画したものです。 |
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BCPを策定する際に想定するインシデントとは地震や火災などの災害だけでいいですか? |
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日本におけるBCPというのは地震や火災、台風などの災害時に中断した事業を復旧させるための計画として認識されてきました。しかし、事業を中断する要因は地震などの災害の他に様々なことが考えられます。例えばITシステムの故障、人員不足、原油価格の高騰、資金不足、協力会社の倒産、情報漏えい、景気変動、経済危機などです。これらの要因を考慮したうえで自社としてどのような方法で事業を復旧するかを考えるべきです。 |
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認証取得まで、どのくらいの期間がかかりますか? |
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事務局を立てられる場合の稼動の掛け方や、組織の規模などにより様々ですが、弊社でお手伝いさせていただく場合は通常8ヶ月です。最短で5ヶ月の企業様もありました。 |
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専属の担当者がいなくても取得できますか? |
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事務局となる方や推進体制を確立される企業様が多いですが、通常の業務と兼務で十分取得可能です。今までの経験では、100人程度1サイトの規模で5〜6名のWGができればうまくいきます。 |