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現在地球環境温暖化がさけばれている中での環境活動は大変な注目を浴びています。しかし、そのために業務がやりにくくなっては、いわゆる『持続可能な活動』ではなくなってしまいます。環境活動を推進することにより若干の手間が増えることはあります。しかし、うまく取り組んでおられる企業様の御意見を伺うと、従来のムリやムダを見直し整理することによって、業務の効率化が図れたと言われる企業様もあります。 |
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ISO14001を導入することによる『コスト削減』とはどんなコストですか? |
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『環境』という視点からコストを見直すことにより、事業に伴って使用しているエネルギーコストの削減、事業活動の結果として出される廃棄物処理コストの削減、購入副資材(例えば梱包のための緩衝材やダンボール箱等)の使用削減、製品原材料の歩留まりの上昇、化学物質の使用削減などの効果があります。今までの経験からしますと、やはり電気料金、燃料代、紙購入費などの削減効果が最も多いようです。ISO14001を導入した企業様の中には運用開始から数年でISO14001の投入コストを回収している企業様もあります。。 |
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シンプルな文書で審査は大丈夫ですか? |
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ISO14001の文書を作成していくうえで多くの企業様が悩まれるのが、どこまで書けば審査時に問題がないかであると思います。現実にはどこまで書けば妥当かの判断基準は、審査機関や審査員によって差があります。ここで重要なことは規格の要求を満たしながら、自社が運用できる範囲の文書を作成することです。審査で指摘を出さないように重い文書を作成したり、親会社や大企業で作られた文書をそのまま使用したりするよりは、規格の要求を満たしながら自社の規模に合わせてできる限り軽い文書を作成し、審査で指摘されたところを修正追加していく方が文書の形骸化を防ぎ、後に運用しやすくなります。。 |
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認証取得まで、どのくらいの期間がかかりますか? |
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事務局を立てられる場合の稼動の掛け方や、組織の規模などにより様々ですが、弊社でお手伝いさせていただく場合は通常8ヶ月程度です。 |
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ISO14001を取得した後も定期的に審査がありますか? |
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あります。年に1回以上のサーベイランス審査(この1年で決めた通り実施しているかを確認する)があります。また3年毎に再認証審査(今後も認証登録をしても良いかを確認する)があります。 |
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ISO14001を導入するにあたり、さしあたっての環境目標は何がいいですか? |
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事業内容によっても異なるので一概には言えませんが、サービス業であれば電気の使用量削減、燃費の削減、などCO2排出に直結するものが多いです。製造業では原料の削減、廃棄物の削減、振動(騒音)の減少などがあります。 |